フォルマーデザインでは、自分たちのクリエイティブを更に研ぎすまし、新たな発見や感動により個人の精神エネルギーを蓄えるために海外研修旅行を行っています。
今年は5月にメキシコへ行ってきました。なぜメキシコかというと、大学時代の友人がメキシコでデザイン会社を設立していて、ぜひ一度視察したいと前々から思っていたからです。私たちは日本ーヨーロッパ間(フォルマーはドイツ人なので)を行き来する事はしばしばありますが、アメリカ大陸へ行く機会はあまりありませんのでこれは大変良い機会でした。田嶋にとっては初メキシコでした! さて、メキシコの印象は─色彩、建築そして都市景観。
色ですが、メキシコの建物は思った通りとにかくカラフルです。部屋の壁も色を塗るので、外から見ると黄色い外壁の窓から青い部屋の壁の色がアクセントとして見えたりしてとてもおしゃれでした。外壁色の塗り分け方も興味深く、個人住宅では凸部に薄い色、凹部に強い色を使用したりして、それぞれ建築家の意図や技術が伺えます。都市部の集合住宅壁面は市で計画されるので、けっこう突然街角の色が変わったりするそうです。これって街のランドマークとして色は機能しないってことなのでしょうか?「赤い建物を右に曲がってください」って説明できないですよね。でも、ストリート名があるからそんな風に説明する人もいないのかも…。ちょっと日本人的発想でした。
天気の良い日は青空と建物と自然の色が絶妙にマッチして、すばらしいカラーコンビネーションとなります。街路樹としてはベンジャミンが多くみられましたが、日本やヨーロッパでは観葉植物ですから驚きました。ブーゲンビリアやハイビスカスもよく見られます。どれも原色がきれいです。
さて、建築色にも流行があるらしく、よく見られるピンク色はメキシコの代表的な建築家ルイス・バラガンが住宅の設計に使用して以来はやったそうです。 次回はそのルイス・バラガンの建築についてお話します。
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