東京学芸大学附属大泉小学校、「Create a Pictogram」というテーマのワークショップを行いました。フォルマーからピクトグラムについて教わった、小学校4年生と5年生の20人が集まって、ピクトグラム制作にチャレンジです。
子供たちはそれぞれ、学内で使用できるピクトグラムのテーマを自由に選択して下書きしたものをもとに、フォルマーが説明したピクトグラムについて考え、リデザインしていきます。
その前には、いろいろなピクトグラムを種類別にしたり、どんな場所で使用されているのか調査して、ピクトグラムの機能や目的を学習しています。
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子供たちに伝えたピクトグラム制作の要点は5つ。
・ピクトグラムは、絵と文字の間にある絵文字である
・良いピクトグラムは、ます目(グリッド)を ベースにした丸や四角などの幾何学で作られている
・良いピクトグラムは簡単な形で作られることで、遠くから見ても形が判明しやすい
・良いピクトグラムは色がなくても、その意味が伝わる
・いろいろな種類を作って、どれが良いかためしてみることが大切
ということです。
情報を伝えるグラフィックという点で、絵と文字の間にある絵文字という考え方や、5%の色覚障害を持った人には色情報は分かりにくいため、形態(コントラスト)で意味が判断できることが大切というようなことは、新しく学んだようで、子供たちは真剣に聞き入っていました。
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視点を変えるために、実際に使用される状況を想定して5mほど遠くから見てみてみたり、形態の単純化をコンパスや定規で試みたり、いつもとは少し違う実践的な作業に、質問がたくさん飛んできました。一緒に作業をしてコツを伝えながら、その真剣な子供の姿勢にフォルマーも刺激を受けていました。
「ただ見よいものを作るのではなく、遠くから判断できるとか、違うものだということが判断できるように、形態の重なる部分に白線を入れたり、それぞれの作業に意味があることを学びました。」という感想がありました。少しの時間ではありましたが、フォルマーが伝えたかったことを、子供たちはしっかり理解してくれたようで、大満足なワークショップとなりました。
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完成したピクトグラムは、交流のあるドイツの学校で実際に使用されるらしく、今回学んだことをもとにさらにブラッシュアップしていくそうです。今後の展開がますます楽しみです。
参考:アイコンノートプロジェクト(2002) フォルマーによるピクトグラムのリサーチプロジェクトIconnote Project (2002) of Pictogram Reseach of Ansgar Vollmer
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